「社会人3年目なのにわからないことばかりで成長していない」
「同期はどんどん新しい仕事を任されているのに自分は同じことばかりしている」
入社してから同じミスを繰り返したり、代わり映えのしない業務を毎日したりしていると、自身の成長を感じられず不安になっている方もいるのではないでしょうか。
しかし、不安に感じているだけでは何も変わりません。今持っている危機感を実際の行動へと変えることが重要です。
本記事で解説している内容
- 社会人3年目なのに「成長していない」と感じる原因
- 成長を実感するためのポイント
- 解決法 など
記事を読むことで、自分にとっての成長とは何かを知り、前向きな行動がとれるようになるため、ぜひ参考にしてください。
成長できていなくて不安を抱えているということは、現状を変えるチャンス!
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目次
「社会人3年目なのに」と感じているときは成長のチャンス
社会人3年目なのに成長してない」と感じているときは、気持ちを「今こそ成長のチャンス」と切り替え、行動に移すことが重要です。
ALL DIFFERENT株式会社が社会人2~4年目の方900人に行ったアンケートによると、社会人3年目の約48%が自身の成長に不安を感じています。
引用:ALL DIFFERENT株式会社「若手社員の意識調査 社会人2~4年目の壁【TOP3編】」
社会人3年目の半数近くの方が、自分の成長に不安を感じているため、必要以上に心配する必要はありません。
今抱えている不安や危機感を具体的に行動する力に変えて成長へつなげることが重要です。
社会人3年目なのに成長してないと感じる3つの原因
社会人3年目なのに成長してないと感じるシーンはいくつかありますが、主な原因は以下の3つです。
- スキル・知識が足りていない
- 仕事内容が合っていない
- 会社が求めている成長と自分が考える成長がずれている
スキル・知識が足りていない
業務に必要なスキルや知識が不足していると、成長してないと感じることが多くなります。
スキル・知識が不足していると以下のような事態を招きます。
- 同じミスを何度も繰り返す
- 同期はできるのに自分にはできないことが増える
- 業務をスムーズに進められない
成長してないと感じると、仕事に対して消極的になってしまう方も少なくありません。
特に、労働環境が良い企業、いわゆる「ホワイト企業」に勤めている方は、居心地の良さから危機感を抱きにくい点も相まって消極的になりやすい傾向にあります。
今の仕事は「居心地はいいけど、給料は低いし同じことの繰り返しで将来が不安」と感じている方は、今後の働き方について考えることも重要です。
関連記事:【ホワイトだけど給料が低い】ホワイト企業で働くメリットとデメリット
仕事内容が合っていない
今の仕事が自分の特性と合っていなかったり、やりがいが感じられなかったりすると、業務に意欲的に取り組めません。
結果、成長も感じにくくなります。
仕事が合っていないと感じた場合は、まず自己分析を行い、自分の強みや弱み、興味などを明確にするとよいでしょう。
自分の特性を把握した後は、今の仕事で活かせる部分がないかを探してください。
見つからないようであれば、部署の異動や転職も視野に入れ検討しましょう。
会社が求めている成長と自分が考える成長がずれている
会社が求めている成長と、自分が考えている成長がずれていることが理由で、成長を感じられない方も少なくありません。
たとえば、自分は「質の高い商品を作りたい」と考えているのに、会社は「そこそこの商品をより多く作る」ことを重視している、といった環境です。
このような環境でスキルや知識を身に付けても、思うような結果は出ないでしょう。
成長を実感するために重要な3つのポイント
実際には成長しているのに、実感を得られていないことから「成長してない」と考えている方も少なくありません。
成長を実感するために重要な、3つのポイントを紹介します。
- 自分にとっての成長とは何かを分析する
- スモールステップで目標設定する
- 決めたことは最後までやりきる
自分にとっての成長とは何かを分析する
自分にとっての成長を分析し明確にすることで、成長の実感を得やすくなります。
分析を行う場合は、以下に挙げる3つの視点から分析するのがおすすめです。
【Having】何を得るのが成長なのか | 報酬・評価・スキル |
【Doing】どのようにできると成長なのか |
|
【Being】どういう存在になるのが成長なのか |
|
自分にとっての成長が不明確なままだと、成長の実感を得にくいだけでなく、成長に向けた効果的な行動がとれません。
スモールステップで目標設定する
スモールステップで細かく目標設定し、小さくとも達成を積み重ねることで成長を実感しやすくなります。
目標設定が大きすぎる場合、成長して目標に近づいているにもかかわらず、本人が成長の実感を持っていないというケースが少なくありません。
目標を細分化し小さな目標として設定し直すことで、成長を実感できるだけでなくモチベーションの維持にもつながるためおすすめです。
スモールステップの実施方法
- 最終目標の達成に必要な要素(中目標)を洗い出す
- 中目標の達成に必要な要素(小目標)を洗い出しさらに細分化する
- 一定のペースで達成感を得られる目標設定ができるまで細分化する
決めたことは最後までやりきる
成長を実感するためには「決めたことは最後までやりきる」ことも重要です。
成長を実感できるほどの目標は簡単に達成できるものではありません。
そのため、定めた目標を少しだけやって「成長につながらない」と判断してやめてばかりいると、最終的に何も身に付かない状況になってしまうでしょう。
明らかに無駄なものや意味のないものをやり続ける必要はありませんが、成長するためには最後までやりきることも重要であると覚えておきましょう。
「社会人3年目なのに成長してない」から抜け出すための方法6選
「社会人3年目なのに成長してない」から抜け出すためには、以下の方法が効果的です。
- 苦手なこと・初めてのことであってもチャレンジしてみる
- 社会人3年目であることを意識しすぎない
- 知識・スキルを身に付ける人の話を真摯に聞く
- 問題に直面したときは「なぜ?」を5回繰り返す
- キャリア相談を受け成長を実感できる仕事に転職する
苦手なこと・初めてのことにもチャレンジする
自分ができることだけではなく、苦手なことや初めてのことにチャレンジすることで成長につながります。
チャレンジの一例
- 今の仕事で苦手に感じていることを積極的にやってみる
- 上司に相談してチャレンジできる仕事はないか聞いてみる
- 可能であれば副業を始めてみる
- 休日に新しい体験をしてみる
特に、ルーティン化されていて変化が少ない仕事をしている方にとっては、効果の高い方法といえるでしょう。
社会人3年目であることを意識しすぎない
社会人3年目であることを意識しすぎると、成長の妨げになるケースも少なくないため、余計なプライドは捨てるようにしましょう。
社会人の経験が3年目になると、以下のような意識が芽生えます。
- 社会人3年目なのになんでも質問するのは恥ずかしい
- 3年目なのだからこれぐらい一人でできないといけない
- 3年目なのだから1・2年目の社員より偉い
上記のような遠慮やプライドは、知識やスキルを身に付ける機会を減らすだけでなく、周囲との関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。
知識・スキルを身に付ける
知識やスキルを身に付け、できることが増えることで成長を実感できます。
総務省統計局が令和3年に行った「社会生活基本調査」によると、日本での社会人における一日の平均勉強時間は13分という結果がでました。
そのため、毎日30分でも学習する時間を作ることで、自分の能力が上がるだけでなく周囲との差をつけて追い越すことも不可能ではありません。
出典:「令和3年社会生活基本調査結果」(総務省統計局)
人の話を真摯に聞く
人の話を真摯に聞き、先輩や上司からのフィードバックを聞き入れることで、より早く成長が可能です。
自分が正しいと思っていたことを「間違っている」といわれるのは気持ちいいものではありません。
しかし、いわれた内容をしっかりと精査し、正しいと思えることを取り入れていけば自然と成長へとつながるでしょう。
また、先輩や上司に指摘されたときに以下の態度をとっている方は要注意です。
- 内容を吟味せず反射的に反論する
- 「ですが」「しかし」など言い訳ととられる発言をする
- 指摘に対し態度や表情で不満を表す
ほとんどの上司や先輩は、部下を成長させるために指摘を行っており、できれば指摘などしたくないと考える方も少なくありません。
そのため、指摘のたびに不満を表す態度をとっていれば「教えても意味がない」と次第に何もいわれなくなり、成長の機会を大きく逃すことになるでしょう。
問題に直面したときは「なぜ?」を5回繰り返す
問題に直面したときは「なぜ?」を5回繰り返すことで、効率的に根本的な原因を突き止め解決できるようになり、成長へとつながります。
「なぜなぜ分析」の手順
- どのような問題であるのかを具体的にする
- 「なぜ?」を繰り返し原因を深掘りし根本的な原因を見つける
- 原因に対し実行可能な対策を検討する
なお、必ずしも5回繰り返す必要はなく、原因が見つかれば3回でも4回でも問題ありません。
反対に5回でも足りない場合はさらに「なぜ?」を繰り返します。
上記の手法は「なぜなぜ分析」と呼ばれており、基は製造現場でミスや労働災害を防ぐために使われていた手法です。
効率的に根本的な原因を発見し問題を解決できることから、現在ではIT業界など幅広い業種で利用されています。
キャリア相談を受け成長を実感できる仕事に転職する
成長できない現状から抜け出すためには、成長を感じられる仕事に転職するのも一つの方法です。
しかし、以下のような状況のまま転職をしても、転職先で同じ状況になる可能性があります。
- 何が自分にとっての成長かわからない
- 今考えていることが正しいのか不安
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20代が転職によって成長を実感できた事例を紹介
20代が転職によって成長を実感できた事例を以下の2つ紹介します。
- 訪問販売からBtoB営業へ転職した方の事例
- IT事務職からITエンジニアへ転職した方の事例
訪問販売からBtoB営業へ転職した方の事例
転職により、前職で苦に感じていたことが払拭され、自発的に成長したいと思えるようになった事例を紹介します。
電気の訪問販売をされていたKさんは、以下の理由から現在の職場では自分の成長につながらないと感じ転職を決意しました。
- 仕事中ずっと一人のため悩みを相談できる環境ではなかった
- 会社から課せられる課題も形式的なものばかりであった
- 取り扱っている商品も好感が持てるものではなかった
キャリア相談や転職活動を行った結果、Kさんは企業向けの人材派遣会社に営業職として採用されます。
新たな就職先では、チームで業務に取り組むため相談しながら業務を進められる環境に、安心感を抱ける環境であるとKさんは言います。
また、社長が自社の商品に自信を持っていることもあり、現在では自発的に成長したいと思えるほど意欲的に働けているそうです。
リンク:【年収+42万円】訪問販売からBtoB営業へ転職した久保さんの事例とインタビュー
IT事務職からITエンジニアへ転職した方の事例
転職により、成長実感が得られない環境から脱け出した事例を紹介します。
IT系の事務職として働いていたMさんは、以下の理由から転職を考えるようになりました。
- 自分自身が成長できず成長実感が得られない
- 資格を取得してもキャリアアップできない人が多かった
- 収入が少ないだけでなく5年間昇給がなかった
キャリア相談を経て、MさんはIT企業への転職に成功しました。
転職先には3ヶ月の研修制度があるため、ITエンジニア未経験のMさんでもテストをする部署に配属されたそうです。
現在は、実践を通して成長を感じられる環境に期待しているとのことです。
リンク:【年収+80万円】IT事務職からITエンジニアへ転職した三上さんの事例とインタビュー
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まとめ:「成長してない」と感じたらすぐに行動に移そう
社会人3年目なのに成長してないと感じる場合は「新しいこと・苦手なことにチャレンジする」「人の話を真摯に聞く」などを試してください。
また「自分にとっての成長を分析する」「スモールステップで目標設定をする」など成長を実感できるようにするのもおすすめです。
どうしても今の仕事では成長を感じられない場合は、仕事が合っていないかもしれないため、転職を検討するのも一つの方法です。
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