本インタビュー記事では、キャリフリをご利用いただいている方の中から、下記のような成果を得られたクライアント様の事例をご紹介しています。
基本給 | 状況 | |
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前職 | ・月収25万円 ・賞与あり | ・残業10時間未満 ・体力のいる仕事 |
転職先 | ・月収23万円 ・賞与あり | ・残業10~15時間 ・残業時間はプロジェクトごとに変動 |
成果 | ・年収20万円の減額 | ・体力的に継続できる仕事 ・未経験でも任せてもらえる環境 |
今回 ITエンジニアに転職されたレオさんに、これまでの状況やキャリフリの活用内容を伺いました。
目次
転職前の状況
Q.キャリフリを受講する前のお仕事内容や給与形態、残業時間を教えてください
前職は、インフラを担う設備管理の会社で勤めていたレオさん。
取り扱っていた機械は、マンションの高層階に水を供給する際のポンプ設備などだそうです。
仕事では重い機械を扱ったり、夏や冬でも屋外での作業だったりと体力を使う仕事で、長く続けられないと思っていたと話します。
賞与を含めて年収は350万円ほどで、月の残業時間は10時間程度だったと語るレオさん。
前職の待遇には、特に不満はなかったと話します。
Q.前職ではどのようなお悩みがありましたか?
収入や残業時間などの待遇に不満はなかったとはいえ、現在の仕事に体力的な不安を感じていたと明かします。
この先10年・20年と時が進むと、水道関連の設備の老朽化が大きく進み、業務量が増えていくと話すレオさん。
将来的には人手不足の影響で残業が増え、抱えきれないほどの業務が自分に降りかかってきそうだ感じていたそうです。
また、レオさんが主導して進めた仕事を先輩社員の手柄として評価されたことがあり、職場環境を見直そうと思ったこともきっかけの1つと明かしてくれました。
ご自身の今後の体力的・精神的な不安から、今回転職を決意されました。
転職先について
Q.転職先はどのような会社ですか?
アプリやソフトウェアの開発を行う会社に転職が決まったレオさん。
転職後は、システム開発を行う部署のエンジニアとして、開発や設計を担うそうです。
転職活動の中で、現場のエンジニアと面談をする機会があったレオさん。
そこでは、未経験から経験を積んで活躍されている同世代のエンジニアの方もいたそうです。
話を聞いてみて、努力次第でプロジェクトを任せてもらえる環境だと知れたのが転職の決め手だったと話します。
Q.転職先の具体的なお仕事内容や待遇について教えてください
前職よりも月額で2万円ほど下がり、月23万円程度になると教えてくれたレオさん。
残業時間は開発の状況によって変動するものの、月に10~15時間程度だと聞いているそうです。
スケジュール管理を得意とするレオさんにとっては、プロジェクトの作業工程が見通せるアプリ・システム開発の働き方の方が、計画的に業務を進められ、働きやすいと話します。
転職後はなるべく残業につながらないよう、工夫をしてきたいと前向きな姿勢が印象的でした。
前職でご自身の体力に不安を感じていたレオさん。
給与は下がりましたが、働き方や属する業界の将来性などを加味すると、転職された会社に満足されている様子でした。
キャリフリでの取り組み内容
Q.キャリフリで取り組んだ内容がどのように転職活動に役立ちましたか?
多数の応募をする中で、会社選びの基準に対する優先順位がなかなか決められなかったと語るレオさん。
「受かりたい」という気持ちが強く、がむしゃらに予定を組んでいたため、採用面接が重なって大変だったと語ります。
そんな中キャリフリでコーチングを受けて自分を見つめ直し、転職活動の方針を定めていったレオさん。
中でも2つのポイントが、自分に大きな影響を与えたといいます。
- 転職は悪いことではなく、ステップアップできるチャンスであること
- 転職の軸(なぜ転職したいのか)を考えること
給料が高いなどの単純な理由で会社を選ぶのではでなく、長期的なキャリアを想像しながら転職先を考えたことで、今の会社とめぐり会えたと教えてくれました。
Q.キャリフリのよかったところ
キャリフリの自己分析は、第三者目線で客観的に自分自身のことを教えてくれたと語るレオさん。
家族や友だちなど、自分と距離が近い相手では本人のネガティブな側面について率直に意見をしにくいことが多いでしょう。
レオさんも同様に感じていたそうで、今回コーチングを通して客観的な自分の傾向が見えてよかったと話します。
面接対策も丁寧だったと語るレオさん。
話し方や立ち振る舞いなどへのフィードバックがもらえたことで、次回の面接に活かせたと話します。
また、面接官の気持ちや採用担当側の内情、考え方まで含めて教えていただけたのがよかったと話します。
レオさんの受講したキャリフリのサービスを5段階評価で伺ったところ、“5”の最高評価をいただきました。
Q.キャリフリと他のスクールの違い
過去に、自分が就きたい職種の副業に関するスクールへ通うか悩んだことがあったと教えてくれたレオさん。
そこで学んで実績を積めば仕事が得られると聞き、スクールに入るか悩んだ末、エージェントにも相談したことがあったといいます。
とはいえ、一からスキルをつけて生計を立てていくのは時間がかかるものです。
副業ではダラダラと実績作りに時間を使ってしまって、逆に遠回りになりそうだと漏らしたレオさん。
講師との面談の中では、デザイナーなどの厳しい業界の内情と、自身の年齢を照らし合わせた的確なアドバイスを受けられたそうです。
自分のキャリアを長期的に捉え、期間を区切って転職を実現させた方が、レオさんに合ったキャリアが作れるだろうとを後押ししてもらえたと教えてくれました。
Q.今後のキャリフリに期待したいところがありましたら教えてください
サービス内容には満足いただいた様子のレオさん。
外国人の自分にも、親身になって話を聞いてくれたことが嬉しかったと語ります。
未経験からの転職活動かつ、外国人の転職活動という条件が掛け合わさると、転職までのハードルが上がると話します。
ご自身の経験を踏まえ、国籍を問わず日本で就職したい!と思う外国人が、少しでも希望を持ってもらえたらと語ってくれました。
キャリフリの受講を検討されている方へのメッセージ
情報があふれる現代に、自分のために確かな情報を選別して教えてくれる環境はなかなかないと語るレオさん。
コーチングを受けた経験は目の前の「転職」の場面だけではなく、将来的な仕事の価値観や考え方としてもありがたいものだったと話します。
もし今後のキャリアに迷っているのであれば、キャリフリでコーチングを受けてみると良いのではと、背中を押すエールを送ってくれました。
現状の仕事に不満を持っている方や、将来に向けてよりよい働き方に変えていきたいという方は、まずは自分の適職がわかる転職コラムを活用してみてください。
(文:冨田 はるみ / 編集:小林 力)
この記事を書いたライター
執筆を担当した冨田です。
月収が減ってもやりたいことに突き進むレオさん。
明るい未来を見据えて、楽しく働く姿が想像できました。
冨田 はるみ ( @kurage_1518 )
ビジネス系や着物・薬膳など、さまざまな資格を生かしてライター活動中。
長年の事務経験を活かして、取材記事やコラムの執筆も得意。