仕事の悩み

派遣の給料が上がらない6つの理由とは?時給交渉のコツと収入を上げる3つの方法

派遣の給料が上がらない理由とは

働く時期や仕事内容などを選べる派遣社員は、ワークライフバランスを整えやすい働き方です。

しかし、働きやすい職場であっても、「時給は低いし、なかなか昇給しない」と悩む方も多いでしょう。

派遣の給料を上げるためには時給交渉する、あるいは副業や転職を検討することが大切です。

本記事では収入アップを目指す派遣社員に向けて、次の内容を解説します。

この記事でわかること

  • 派遣社員の給料が上がらない理由
  • 時給交渉時のアピールポイント
  • 時給交渉時の注意点
  • 派遣社員の給料を上げる方法
  • 正社員への転職で給料を上げた事例
  • 退職前に確認するべき点
  • 給料アップにつながる転職のコツ

本記事を読めば、収入を増加させるために必要なアクションがわかります。

自分に合った方法を見つけて、給料を上げていきましょう。

派遣社員で給料上がらずない現状をなんとかしたいとお考えの方は、ぜひキャリフリをご活用ください。

キャリフリは、希望のキャリアを実現するためのスキル習得から求人紹介、転職サポートまで一気通貫でサポートするパーソンナルスクールです。

キャリフリでは現在、60分間の無料カウンセリングを実施中!

ご自身のキャリアにお悩みの方は、ぜひご相談ください。

派遣社員でも成果やタイミングによって時給を上げることは可能!

右肩上がり

派遣社員は時給交渉のコツをつかめば、時給を上げられます

国によって、「同一労働同一賃金」が定められているためです。

「同一労働同一賃金」とは、正社員との待遇差を解消するために設けられたルールです。

均衡待遇均等待遇
職務内容(※)異なる同じ
待遇差異に応じる同じ
禁止事項不合理な待遇差差別的な取扱い
(※)職務内容:仕事内容+責任の程度
参考:厚生労働省|同一労働同一賃金特集
参考:厚生労働省|派遣で働く皆さまへ

不合理あるいは差別的な扱いがある場合は、時給交渉の余地があるといえるでしょう。

派遣社員はなぜ給料が上がらない?

WHY?と書かれたホワイトボードを持つ人

派遣社員の給料を上げることは可能とはいえ、簡単に実現できるわけではありません。

ここでは、派遣社員の給料が上がらない理由を6つ紹介します。

  • 昇給制度がない場合がある
  • 派遣先が人件費を抑制している
  • 派遣会社のマージンが高い
  • 派遣社員の流動性が高い
  • 他の派遣社員との兼ね合いを考える必要がある
  • スキルをそこまで必要としない仕事が多い

自分の給料が上がらない原因はどこにあるのか、自分の給料が上がらない原因はどこにあるのかを確認してみましょう。

昇給制度がない場合がある

派遣社員の給料が上がらない原因は、昇給制度が整っていない点にあります。

昇給制度がある派遣社員は、正社員やパートタイム労働者より少ないのが現状です。

昇給制度あり
正社員64.0%
無期雇用パートタイム37.4%
派遣社員15.2%
引用:厚生労働省|令和3年パートタイム・有期雇用労働者総合実態調査の概況
引用:厚生労働省|平成29年派遣労働者実態調査の概況

派遣社員の給与を支払うのは、派遣元の会社です。

たとえ昇給制度があっても、派遣先での成果がきちんと伝わらなければ、時給交渉は難しいでしょう。

派遣先が人件費を抑制している

「時給を上げることで派遣料金が高くなるなら、いっそのこと正社員を雇う」という選択をする企業も少なくありません。

雇い止めが起きると、派遣会社も収入減となります。

派遣先へ積極的に時給交渉ができない点も、給料が上がらない原因といえるでしょう。

派遣会社のマージンが高い

派遣会社の取り分が多いと、派遣社員の給料も上がりにくくなります。

派遣社員の給料を上げようとすると、マージン(※)も増加するためです。

※マージンとは

派遣先が派遣元に支払う紹介手数料

マージンは直近10年で30%台と、高い数値で推移しています。

マージン率等の情報提供について3ページ

引用:厚生労働省|マージン率等の情報提供について3ページ

たとえば、派遣社員の給料を100円上げる場合の派遣料金やマージンを見てみましょう。

派遣料金マージン(30%)派遣社員の給料
昇給前2,500円750円1,750円
昇給後2,643円793円1,850円

週5日フルタイムの派遣社員であれば、1か月で2万円以上多く派遣料金がかかります。

前述した雇い止めが起きかねないため、派遣社員の給料は停滞しやすいのです。

派遣社員の流動性が高い

派遣社員の出入りが多い点も、給料が上がらない原因になります。

派遣社員は職業教育訓練を受ける機会が正社員と比べると少なく、自己成長が促されにくい傾向があるためです。

参考:内閣府|第3節 実質賃金上昇と労働参加拡大への課題(2)賃金の決定要因と人材育成の課題

 

給料アップを目指すには、派遣先からの人事評価を上げることが欠かせません。

  • スキルアップによる生産性の向上
  • 単純作業のみならず複雑な業務を請け負うことができる
  • 長期間同じ職場に勤務する

自己成長しながら派遣先に長く勤務することで、時給交渉を有利に進められる可能性が高まります。

他の派遣社員との兼ね合いを考える必要がある

複数の派遣社員がいる場合も、給料は上がりにくくなります。

同じ派遣社員にもかかわらず、給料に差があると不満や不信感につながるためです。

業務の中で協力し合うべき派遣社員の間に心理的な壁ができると、さまざまなデメリットが生じます。

  • 生産性の低下
  • 売上の減少
  • 企業成長の停滞 など

社員間のトラブルを未然に防ぐ意味でも給料を固定し、時給交渉に応じない派遣先も多いのが実情です。

専門的なスキルを必要としない仕事が多い

派遣社員の給料が上がらない原因は、仕事内容にもあります。

ルーティン業務など、専門的なスキルが不要な仕事だと、給料は上がりにくい傾向です。

スキルを保有していても発揮する場がなければ、人事評価は向上しにくくなります。

時給交渉に有利な実績も得られないため、給料は停滞し続けるでしょう。

派遣の給料が低くモチベーションが下がっている人は、下記の記事もぜひご覧ください。給料が上がらずモチベーションが下がってしまったときの対処法を解説しています。

関連記事:派遣の給料が上がらない仕事のモチベーションが保てないときの対処法4選

派遣社員が時給を上げるために有効な3つのアピールポイント

派遣社員が時給を上げるために有効な3つのアピールポイント

派遣先や派遣会社へ自身の成果をきちんとアピールすると、給料が上がりやすくなります。

ここでは、3つのアピールポイントを紹介します。

  • 仕事で期待以上の成果を出す
  • 資格を取得してスキルをアピールする
  • 他社員よりも仕事量を多くこなす

ポイントを押さえて交渉材料をそろえていきましょう。

仕事で期待以上の成果を出す

決められた業務だけではなく、プラスアルファの行動ができていると派遣社員のアピール材料になります。

  • 契約以上の業務成績を出している
  • 積極的にコミュニケーションを取っている
  • 改善に向けた有意義な提案をしている など

「今後もぜひ、うちで働いてほしい」と思われるよう、積極的な勤務態度を継続して見せましょう。

派遣先の企業にとって重宝される人になれば、時給も上がっていくでしょう。

資格を取得して業務に活かす

派遣先の業界や職種に応じた資格を取得するのも、時給交渉の材料となります。

資格を業務に活かして生産性を向上させることで、「企業に貢献している人」という評価を得られやすいためです。

貢献度が目に見える形で表れていると、正社員のオファーがあったときにも役立ちます。

派遣社員として働き続けたい場合、オファーを断ったうえで時給交渉を進めることも可能です。

時給交渉を有利に進める材料として、業務に活かせる資格を取得しましょう。

正社員よりも仕事の効率化を図る

周りの社員よりも仕事の処理スピードが速く正確な点も、時給交渉の材料になります。

派遣社員としての契約以上の働きをしている分、「仕事量に見合った対価を検討してほしい」と相談しやすくなります。

  • 業務の全体像とゴールを把握する
  • 1日のはじまりに、ToDoリストを書き出す
  • ムダな業務の洗い出し
  • ツールの活用

集中して業務に取り組めるよう、日頃から作業スペースを整理整頓するとよいでしょう。

派遣が時給交渉で押さえておきたい3つの注意点

注意点

派遣社員が時給昇給の交渉を失敗しないためには、タイミングや相手を見極めることが大切です。

  • 勤務期間が1年未満の場合、昇給は厳しい
  • 派遣先の上司へ直接交渉するのはNG
  • 契約更新時に交渉するのがベスト

成果のアピールが給料に反映されるよう、交渉を成功させるポイントを押さえましょう。

勤務期間が1年未満の場合、昇給は厳しい

派遣社員として働き始めてから1年経過しない間は、時給交渉をおすすめできません。

派遣先が昇給を検討するのは、年度ごとなど年単位になっているためです。

派遣社員は最大3年間、同じ職場で働けます。

しかし、交渉時期が早すぎると内容が忘れられ、遅すぎると次回の更新時に延期されやすくなります。

時給交渉を成功させたい方は1年以上勤めたあと、契約更新の1〜2か月前に派遣会社へ相談しましょう。

派遣先の上司へ直接交渉するのはNG

派遣先の上司に昇給の交渉を直接するのは避けましょう。

派遣社員と雇用契約を結び、給与を支払うのは派遣会社のためです。

派遣先の上司はあくまでも、仕事の指揮・命令をする立場です。

派遣先の上司と交渉してしまうと、「ルールを守れない人」というマイナス評価がつきます

昇給のチャンスを、自ら奪うことにもなりかねません。

給料アップについては、派遣会社の営業担当者へ直接会って相談しましょう。

契約更新時に交渉するのがベスト

時給交渉の成功率が上がるタイミングは、派遣契約を更新するときです。

  • 労働条件なども見直す時期のため
  • 契約延長の希望は派遣先から必要とされている証のため
  • アピールできる実績や成果が出てくるため

1年以上経過している場合、派遣先・派遣会社との信頼関係が構築され、時給交渉を進めやすくなります。

「業務量が増えてきたため、時給を再検討いただけませんか」など、交渉材料を提示しながら派遣会社と相談を重ねましょう。

給料が上がらない場合の交渉術については、下記の記事で詳しくお伝えしているので、参考にしてください。

関連記事:給料が上がらないときは交渉してもいい?交渉の4つのポイント

派遣社員が給料を上げる3つの方法

右肩上がり

派遣社員から給料を上げる方法は下記の通りです。

  • 副業する
  • 平均時給が高い派遣先へ転職する
  • 派遣社員じゃない働き方も検討する

派遣先や派遣会社の事情によっては、昇給が断られる可能性も少なくありません。

給料を上げていきたいなら、派遣の時給を上げる以外の方法も前向きに検討してみましょう。

異なる経験やスキルを身に付けるため副業する

経験やスキルを習得し、業務の幅を広げるうえで、副業は有効な手段の1つです。

派遣社員が副業を始める際は、時間の融通が利く仕事がおすすめです

在宅でできる副業・Webライター・Webデザイナー・Webエンジニア など
単発~週1・2のアルバイト・コンビニ・倉庫作業・UberEATS

在宅でできる副業には、上記で示したWebを使った仕事があります。

基礎的なパソコンやインターネットを扱うスキルは、業界や業種の枠を越え、さまざまな分野で役立つといえます。

副業を通して得た知識やスキルは、本業でも活かすことができるでしょう。

個人で稼げるスキルが欲しいけどできるか不安に思っている方や、在宅での副業に興味がある方は、キャリフリの活用がおすすめです。

キャリフリでは、転職だけではなく、初めて副業を行う方へのサポートも充実しています。

実践に即したカリキュラムのため、スキルを獲得し市場価値を高めることに繋がり、副業での収入をアップさせることが可能となります。

ぜひキャリフリの60分間の無料カウンセリングを活用して、ご自身が抱える悩みをプロのキャリアアドバイザーにご相談ください。

平均時給が高い派遣先へ転職する

派遣社員の給料を上げるうえで手っ取り早いのが、派遣先を高時給の職場へ変える方法です。

  • IT・技術系(プログラマーなど)
  • クリエイティブ系(Webデザイナーなど)
  • オフィスワーク系(企画・マーケティングなど)

参考:株式会社リクルート|2023年2月度派遣スタッフ募集時平均時給調査

また、派遣会社によって、取り扱っている高時給の求人数は変わります。

掲載求人数時給1,500円以上の求人数
アデコ約16,500件約8,500件(51.5%)
テンプスタッフ約22,500件約21,200件(94.2%)
スタッフサービス約32,500件約16,600件(51.1%)
※東京都の場合(2024年2月時点)

地方よりも、都市部のほうが高時給の傾向もあります。

職種平均時給
IT系2,233円
建築・土木・プラント系1,827円
オフィスワーク・事務系1,720円
営業・販売・サービス系1,647円
製造・物流・軽作業系1,520円
※東京都の場合(2024年2月時点)
参考:アデコ|公開中のお仕事

1人暮らしなど引っ越しが可能な場合は、平均時給が高い都市部で派遣の仕事を探すのも1つの方法です。

派遣社員ではない働き方も前向きに検討する

大幅な給料アップを目指す方は、勤務形態を正社員へ変更することも検討してみましょう。

派遣社員のままでは、昇給額に限りがあるため本気で給料を上げていきたい方は働き方の見直しも必要でしょう。

近年ではリモートワークの普及によって、正社員でもワークライフバランスを整えやすいところが増えています。

給料アップとプライベートタイムの確保の双方を実現したい場合、正社員は有力な選択肢の1つです。

派遣社員正社員
メリット・働き方を自由に選べる・プライベートタイムを確保しやすい・さまざまな職場で経験を積める・収入が安定している・昇給や昇進の機会が多い・福利厚生が充実している
デメリット・雇用の安定性が欠ける・収入が不安定になりやすい・労働時間が長くなりやすい・長期休暇を取りにくい

正社員への転換を前提に派遣される、「紹介予定派遣」を利用するのもよいでしょう。

派遣社員から正社員に転職して給料アップした事例

神谷さんのケース
引用:キャリフリ

倉庫内軽作業の派遣バイトとして働いていた神谷さんは、「仕事を続けてもスキルアップがなく、頑張りが給与に反映されない」と感じていました。

しかし、1人で転職できる自信がなかったため、Instagram広告を通じて知った「キャリフリ」の無料カウンセリングを受けます。

キャリアコーチングを経て「電話対応の素質がある」と新たな強みを発見した神谷さんは、営業事務の正社員へ転職しました。

基本給残業
転職前13万円/月70時間
転職後18万円/月+α10時間

年収は72万円以上上がり、モチベーションを高く持って働けているとのことです。

キャリフリは、経験やスキルがない方でも安心してキャリアの選択ができるように、マンツーマンでサポート転職支援までしてくれるパーソナルスクールです。

「派遣社員から正社員になりたいけど、特別なスキルがない」

「派遣切りされる不安から解放されたい」

「やりたい仕事も、自分に合う仕事もよく分からない」

キャリフリでは、現在無料カウンセリングを実施中です。

派遣社員としての悩みはもちろん、給料が上がらない現状を少しでも変えたいと思っている方は、初回無料のキャリア相談をぜひお試しください。

スキルアップして派遣だけに縛られない働き方を手に入れましょう

階段を登ろうとする人

派遣社員の給料は、派遣先や派遣会社の事情が複雑に絡み合い、なかなか上がりません

給料を上げるためには、下記を実践することが大切です。

  • 契約以上の成果を出す
  • 派遣先や派遣会社へスキルや実績をアピールする
  • 契約更新時を狙って時給交渉を進める
  • 新たなスキルを身に付けるために副業を始める
  • 平均時給が高い派遣先へ転職する

キャリアコーチングを受けながら、自分に合った働き方を選んでいきましょう。

-仕事の悩み
-

Copyright © GVC career inc , All Rights Reserved.