仕事の悩み

給料上がらないからサボるのはアリ?仕事頑張っても給料が上がらないときの対処法

頑張っても給料が上がらないと、仕事のモチベーションが下がりサボりたくなる方も多いのではないでしょうか。

この記事で分かること

  • 給料が安いからやる気が出ない
  • 給料が上がらないからサボりたい
  • 給料が低いのに頑張るのはバカバカしい

本記事では、給料が低いから仕事をサボってもいいのか頑張っても給料が上がらないときの対処法について解説します。

サボりたいと思ってしまう会社で働き続けるデメリットも知って、給料アップに向けてできることから取り組んでいきましょう。

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仕事を頑張っても給料が上がらないならサボるのもアリ!

白い背景に対して両手を頭上に上げた木製マネキン

仕事を頑張っているのに給料が上がらない状態が続くと、サボりたいと思ってしまうのは無理もないでしょう。

勤続年数や成果などにより少しずつでも給料が上がっていくケースが多い中で、一向に給料が上がらない会社で働きモチベーションを維持するのは、誰でも困難だからです。

リフレッシュのため少し手を抜いたり、サボって気分転換をしないと、自己肯定感も下がってしまうため、今の状況を改善できるように少しずつ行動することが大切です。

成果を出しているのに一向に従業員の給料を上げない会社は、従業員を大切にするつもりがないか経営状況が悪く、上げたくても上げられない可能性が高いでしょう。

サボったとしても、雇用契約書を結んでいる限り基本給が下げられないため、適度にサボり、時間と体力を自分にとって有意義なことに使うのは悪いことではありません。

上司からの評価を下げずに仕事をサボる方法

オフィスで手に携帯ゲーム機を持ち、笑顔の男性

上司から怒られずに仕事をサボる際のポイントは、快適な環境で最低限の仕事をして自由時間を捻出することです。

具体的な方法は次のとおりです。

上司からの評価を下げずにサボる方法

  • サボれる業務を見つけて手を抜く
  • 全力を出すべき時はメリハリをつけて頑張る
  • 仕事をしていることを上司にアピールする
  • 音楽を聴きながら仕事をする
  • 自宅や喫茶で仕事をする
  • 休憩時間は趣味に使う
  • 細かくトイレ休憩を挟む
  • 身内の不幸や病気だと嘘をついて仕事を休む

誰がみてもサボっている状況がバレてしまうと、上司からの評価が下がりボーナスなどの査定に影響が出てしまいます。

社内でサボる場合は、メリハリをつけて最低限の仕事はこなすようにしましょう。

頑張っても給料が上がらない会社で仕事を続ける6つのデメリット

ラップトップを操作しながら考える様子のスーツ姿の人物

従業員の頑張りに見返りをくれない会社に居続けることには、6つのデメリットがあります。

昇給しない会社で働き続けるデメリット

  • モチベーションが保てず働く意欲を失う
  • スキルが身につかない
  • 心身を壊す危険がある
  • 時間が無駄になる
  • 収入の低い状況が当たり前になる
  • 年齢を重ねて転職しづらくなる

あなたの状況と照らし合わせながら確認していきましょう。

モチベーションが保てず働く意欲を失う

給料が上がらない会社で働いていると、次第に労働意欲を失っていきます。

給料は仕事のモチベーションを保つ大きな要素です。

内閣府による世論調査では、「お金を得るために働く」と給料を理由にしている人の割合が51%を占めました。

出典:内閣府|国民生活に関する世論調査

給料はモチベーションを保つために不可欠であり、昇給しない会社に居続けていると働く意欲がなくなるのです。

スキルが身につかない

給料が上がらずに労働意欲を失うと、難しい業務に挑戦しなくなってスキルが伸びなくなります。

給料の高い会社に転職する場合、若いうちであればスキルを求められませんが、30代以降はスキルや経験が必須です。

運よく転職できたとしても、会社のレベルにスキルが追いついていないため、昇給していくのは難しいでしょう。

会社の寿命は短くなっている傾向にあり、スキルは今後ますます重要になります。

給料の上がらない会社では、伸ばすべきスキルも身につかないまま時間だけが過ぎてしまうでしょう。

心身を壊す危険がある

低い給料での仕事は、精神的なストレスも蓄積され心身を壊す危険があります。

やる気ないまま仕事を続けてるデメリット

  • 充実感を失ってストレスが蓄積する
  • 将来に対して不安が募る
  • 自己肯定感が下がる
  • スキルが身につかない
  • 他人と比べて劣等感を抱く

給料が上がらない仕事を続けていると、精神的にも肉体的にも辛くなり「うつ病」を含めた健康を害する恐れがあります。

精神面で体調を崩してしまうと、社会復帰にも時間がかかるため、我慢しないで適度にサボることや休息することが重要です。

時間が無駄になる

モチベーションを保てずスキルも身につかない仕事は、無益な時間になってしまいます。

1日の労働時間を労働基準法第32条に定められている8時間で計算すると下記の表のとおりです。

労働日数 労働時間
1日 8時間
1週間 40時間
1か月 160時間
1年 2,085時間
新卒から定年 89,655時間

e-Gov法令検||労働基準法をもとに作成

新卒から定年までで換算すると膨大な時間になります。

残業や休日出勤がある場合を考えると、生涯の労働時間は89,655時間以上です。

退職金と年金では生活できずに働き続ける高齢者が多くなっているため、生涯の労働時間はより長くなる傾向です。

給料の上がらない会社で貴重な人生の時間をこのまま費やしていいのか、一度立ち止まって考えてみましょう。

収入の低い状況が当たり前になる

頑張っても昇給しない会社にいると徐々にそれが当たり前になっていきます。

人間はどのような環境にも慣れる生き物です。

同じ会社にずっといると、客観的な視点を失い現状のおかしさを認識できなくなる恐れがあります。

給料が上がらない会社で長く働くと、慣れと客観的な視点の喪失によって、給与額を当たり前として受け入れてしまう恐れがあるのです。

年齢だけ重ねて転職しづらくなる

スキルを身につけず年齢だけを重ねていくと、転職しにくくなります。

転職活動において若さは武器です。

30歳前後までであれば、業界未経験でスキルがなくても、ポテンシャルと若さによる順応性の高さを見込まれて採用されることは多いです。

しかし30歳前後を過ぎると、未経験者の採用率は下がります。

また長年同じ会社にいると新しい環境に行くのが怖くなり、転職に対する積極性が失われます。

長年給料の上がらない会社にいると、応募している企業と本人のメンタルによって転職が難しくなっていくのです。

昇給しない会社でサボりながら働き続けるメリット

ヘッドセットを付け、ラップトップで作業をしながら親指を立てている男性

適度に手を抜きながら働くことを前提として、給料が上がらない会社で働き続けることにもメリットはあります。

給料が上がらない会社で働き続ける具体的なメリットは以下のとおりです。

  • 収入が安定する
  • 同僚とある程度の信頼関係が築ける
  • 長く勤務するほど退職金が増える
  • 年功序列の会社であれば役職につける

昇給しなかったとしても、同じ会社で働き続ければ変化に伴うストレスを受けません。

転職を検討していない方は、適度に手を抜きつつ、メリットを意識して最低限のモチベーションは維持できるようにしましょう。

仕事を頑張っても給料が上がらないときの対処法

書類を指し示す人物の手とそれを見つめる別の人物の手

仕事を頑張っても給料が上がらない場合、下記の対処法が効果的です。

  • 会社の給与制度を確認する
  • 会社が業績不振になっていないか確認する
  • 業界の給料相場が低くないか確認する
  • 性別や学歴で給料が決まる会社ではないか確認する
  • 本当に自分に合っている仕事なのか検討する
  • 副業を検討する
  • サボって過ごすのか辞めるべきか検討する

ポイントは、現在勤めている会社のままで本当に給料を上げられないのかを確認してから、副業や転職を検討することです。

転職を検討している方は、一度冷静に今の会社を見直しましょう。

会社の給与制度を確認する

会社の給与制度を確認すれば、給料を上げられる可能性があります。

給与制度に合っていない働き方をしていた場合に、働き方を修正することで給料アップが期待できるからです。

給与制度には6つの種類があります。

給与制度 特徴
年功給 年齢や勤続年数に応じ、比例して決められる給与。
職務給 仕事の内容を評価する給与。仕事の難易度や責任の度合いに応じて金額が決まる。
役割給 役割給は職務給よりも適用範囲が広く、1つ1つの業務そのものではなく役職や立場に与えられる。
職能給 従業員の職務執行能力の高さで判断する給与。
業績給 企業の業績に応じて支払われる給与。多くの民間企業が賞与やボーナスに反映している。
成果給 業績に貢献した度合いに応じて支払われる給与。

参考:カオナビ人事用語集

会社の給与制度によっては、給料を増やすために努力や上司にアピールすることは大切です。

例えば給与制度が年功給の場合、勤務年数を重ねれば給料アップが期待できます。

給与制度を確認し、昇給が期待できる会社なのかも確認しておきましょう。

会社が業績不振になっていないか確認する

勤めている会社が業績不振になっていないか確認することも重要です。

会社の経営状況は決算書を見れば把握できます。

決算書は主に5つの書類で構成されています。

  • 貸借対照表
  • 損益計算書
  • キャッシュフロー計算書
  • 株主資本等変動計算書
  • 個別注記表 など

中でも、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の3つは、「財務三表」と呼ばれ、特に重要な書類です。

それぞれの内容と、見るべきポイントは次のとおりです。

書類名 内容 見るべきポイント
貸借対照表 会社の1年間の財政を示す書類。「資産」「負債」「純資産」が記載されている。 純資産の金額を調べれば会社が儲かっているかが分かる。
損益計算書 会社の1年間分の利益と費用を示す書類。利益は「売上総利益」「営業利益」「経常利益」「税引前当期純利益」「当期純利益」の5つに分類されている。 営業利益は本業で稼いだ利益を表すため、売り上げが分かる。
キャッシュフロー計算書 現金の流れを示した書類。「営業活動」「投資活動」「財務活動」の3つの区分がある。どこで現金を使用し、どのように現金を増やしたのかを把握できる。 営業活動を見れば、事業活動による現金の流れが把握できる。

参考:ZEIKIN PRESS

決算書は、上場企業であれば金融庁の電子開示システム EDINET、各証券取引所のWebサイト、会社が公表している場合は会社のWebサイトからの入手が可能です。

非上場企業の場合、資本金が5億円以上または負債の合計額が 200 億円以上の企業であれば、金融商品取引法により決算書の開示義務があるため、EDINET や企業のホームページから取得できます。

決算書で経営状況を確認し、転職すべきかどうかを見極めましょう。

業界の給料相場が低くないか確認する

同業界の給料相場と自社の給料を比較し、明らかに相場より給料が低くないか確認することも大切です。

明らかに自社の給料が低い場合は、給料相場の高い同業社に転職することで給料を上げられる可能性があります。

業界ごとの平均月収を示した表を下記のとおりです。

ご自身の平均月収と比較してみましょう。

業界 平均月収
鉱業、採石業、砂利採取業 約50万円
建築業 約47万円
製造業 約40万円
電気・ガス・熱供給・水道業 約59万円
情報通信業 約50万円
運輸業、郵便業 約35万円
卸売、小売業 約31万円
金融業、保険業 約51万円
不動産業、物品賃貸業 約38万円
学術研究、専門・技術サービス業 約51万円
宿泊業、飲食サービス業 約13万円
生活関連サービス業、娯楽業 約21万円
教育、学習支援業 約41万円
医療、福祉 約32万円
複合サービス事業 約37万円
サービス業(他に分類されないもの) 約25万円

政府統計の総合窓口(e-Stat)賃金構造基本統計調査をもとに独自に作成

給料相場が低い、最低賃金についても理解を深めたい方は下記の記事もご覧ください。

関連記事:サボる前に確認!最低賃金が上がるのになぜ給料は上がらない?

性別や学歴で給料が決まる会社ではないか確認する

男女賃金差や、学歴に関係なく個々のスキルを評価する企業も増えてきていますが、古い体質の企業も多くあるため、性別や学歴で給料を決めていないかも確認しましょう。

性別・学歴を給与額の判断材料例

  • 上司や管理職が男性しかいない
  • 上司や管理職が学歴で決まっている
  • 性別で給料に差がある
  • 性別で昇進に差がある
  • 学歴で大きな給料差がある
  • 学歴で昇進に差がある

学歴や性別によって給料に差があり今後も昇給が見込めない場合は、スキルや専門性を評価してもらえる企業に転職も検討しましょう。

本当に自分に合っている仕事なのか検討する

今の仕事と自分の相性を見直すことで、給料を上げられる可能性があります。

あなたが能力の特性や好みによって合っていない仕事をしている場合、転職することで昇給を期待できます。

誰にでも得意不得意があり、向いていない仕事では成果を出せずにモチベーションが下がって、昇給できずスキルも向上しない結果になりかねません。

好みではない仕事の場合も、やる気を出せず昇給の難易度が上がります。

自分に合う仕事であれば、能力を発揮したり興味を持って仕事に打ち込めるため、見直しが大切です。

副業を検討する

勤務先で副業が許されている場合、自由時間を副業に充てれば収入が増えます。

初心者でも稼ぎやすい副業

  • 動画編集
  • Webライティング
  • ブログ・アフィリエイト
  • SNSの運用代行
  • 写真・イラスト販売
  • ハンドメイド販売
  • スキル販売
  • Webデザイン
  • プログラミング
  • 投資信託・株式投資

上記を含め副業には様々な種類があり、自分のスキルを活かせるものや、興味がありモチベーションを保てる分野のものであれば効率的に稼げます。

本業の給料が低くても、自由時間を有効に使うことで収入を増やせるのです。

経験がなくても初心者が稼ぎやすい副業は沢山あるので、検討してみてください。

  • Web系のスキルを身につけて副業や独立を目指したい
  • 好きなイラストや写真で収入が欲しい

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サボって過ごすのか辞めるべきか検討する

給料の上がらない会社のまま上手にサボって過ごすのか、給料の高い会社に転職するのかを検討するだけでも、昇給しない今の状況を変える一歩につながるでしょう。

今の仕事を続けるのか辞めるのかを決めれば、生活の見通しがつき収入を増やす戦略も立てやすくなります。

副業にチャレンジして可能性を広げることや、専門性をアピールする手段として資格の勉強もおすすめです。

サボっていても給料は上がらないため、給料アップしていくためには自分から具体的な行動に移していきましょう。

転職がめんどくさいために行動に移せない方は、ぜひ下記の記事を参考にしてください。

関連記事:転職がめんどくさい!辞めたいのに行動できないときに取るべき5つの対処法

給料が上がらないからサボりたくなる人のよくある疑問

グラフや世界地図が印刷された文書を手に議論する二人の専門家

給料が上がらずにモチベーションが落ちている方に向けて、よくある質問に回答します。

給料が上がらないから頑張らないの甘えですか?

スキルを伸ばせる余地がないなら、頑張らないのは甘えではなく適切な判断であるといえます。

給料が上がらない状態で働き続けても、時間を浪費し病気のリスクを高めるだけです。

スキルを伸ばしたいのであれば、給料面での見返りがなくても難しい仕事にも挑戦してみてください。

状況に応じて適切な判断をしていきましょう。

なぜ頑張っているのに給料は上がらないのですか?

頑張っているだけでは、給料アップは難しいでしょう。

給料アップのタイミングは会社によって異なりますが、貢献や成果を求められる場合がほとんどです。

また、会社の業績が悪い場合は成果を出しても給料は改善されない場合も多いのです。

会社の給与制度、決算書、業界の給料相場、従業員の性別や学歴によって給料差がないかを一度確認してみてください。

なぜ給料が上がらないのかについて、下記の記事で詳しく解説しています。

併せてぜひご覧ください。

関連記事:なぜ頑張っているのに日本の給料は上がらない?

給料が上がらない会社は辞めるべきですか

給料だけでなく、自分に合っていない、モチベーションも維持できない会社は辞めるべきです。

今の仕事が自分の能力の特性や好みに合っていて、給料面に不満がないなら続けてもいいでしょう。

給料面だけでなく、これからのキャリアや総合的に考えて判断することが大切です。

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収入を上げられるかどうかは自分次第

書類を指し示す人物の手とそれを見つめる別の人物の手

本記事では、頑張っているのに給料が上がらない会社でサボりたくなっている方に向けて、従業員の頑張りに応えない会社に居続けるデメリット・メリットや、対処法について解説しました。

給料が上がらない会社で働くデメリット

  • モチベーションが保てず働く意欲を失う
  • スキルが身につかない
  • 心身を壊す危険がある
  • 時間が無駄になる
  • 収入の低い状況が当たり前になる
  • 年齢を重ねて転職しづらくなる

給料が上がらない会社で働くメリット

  • 収入が安定する
  • 同僚とある程度の信頼関係が築ける
  • 長く勤務するほど退職金が増える
  • 年功序列の会社であれば役職につける

頑張っても給料が上がらない時の対処法

  • 会社の給与制度を確認する
  • 会社が業績不振になっていないか確認する
  • 業界の給料相場が低くないか確認する
  • 性別や学歴で給料が決まる会社ではないか確認する
  • 本当に自分に合っている仕事なのか検討する
  • 副業を検討する
  • サボって過ごすのか辞めるべきか検討する

1つずつ積み重ねれば雇用条件の悪い会社に勤めていても道は開けるので、できることから少しずつ改善に向けて取り組んでいきましょう。

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